できれば毎日焼肉食べたい

国木屋 空(くにきや くう)の雑記ブログ

3月のライオンの映画、前編&後編を見たんですけど…【感想】

どうも国木屋 空(くにきや くう)です。

みなさんは「3月のライオン」お好きですか?

 

わたしは大好きです!ハチクロから大好きです!

引越しで本を全部譲ってしまったのが悔やまれる…また買おうかな…

最新14巻でハチクロの…もう…あれでとっても胸がいっぱいになりました!まだ読んでない人は早く読んで!

 

そんで、2017年に上映されていた映画が気になっていたのですが、その時期に見に行くことができなくて…

 

今回、Amazonプライムに入っていたので見てみました!ということで感想を書くよ!

 

あ、Amazonプライム気になっていてまだ入会されていない方は入会した方がいいです!!!見放題だし…アニメとか邦画とか洋画とか色々あるし…30日間は無料なので、とりあえず登録してみたらいかがでしょう?

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なお、原作愛が強すぎるため文句多めです。ご了承ください…!普通に面白かったと思った人は読まない方がいいかも…。

 

 

前編は結構良かった!配役も

 

まず前編は普通に良かったです。(何様なんやw)

エピソード詰め込み感はあったし、最近短い映画ばかり見ていたから「なっげぇ!」とは思いましたけども。後編に期待だな〜みたいな。

 

公開中に見に行くつもりで居たので、元々配役をめっちゃ調べていてすごくハマっているなぁ〜と思っていたんですよね。配役にお金を全ツッパしましたか…?みたいなw

 

主人公桐山零くんの神木隆之介さんはそりゃあもうこれ以上無い人選!

島田八段役の佐々木蔵之介さんはハマり過ぎていて…「最初の方血色よくね?」と思いつつ、だんだん顔色が悪くなるにつれもう完全に島田さんだった(笑)

後藤九段の伊藤英明さんがもう…後藤より後藤では!?!?(錯乱)って感じでなんていうかもうエロ怖!!やだもう!!ヒエーッ大人の色気…って感じでした…ヤバイ…

 

っていうか配役ハマり過ぎていて、ハマっていない人を挙げた方が早いレベルでした。ヤバすぎる。

 

 

見る前に唯一不満だったのが、幸田香子役の有村架純さん!

絶対違うでしょ〜もっとトゲトゲしくて嫌みったらしいキリッとした美人じゃないと〜!と思っていたんですよ。他に誰?って言われたら俳優さんに詳しくないからわからんけど、有村架純さんではないでしょ〜と思っていたんですね。

 

が!

 

良い…!良かった…!

有村架純さんのイメージと全然違う役でしたが、良い…!色気出すぎ…エロい!!!!

家で夫氏と見ていたので「ヒャー//////」とか言いつつ堪能(?)していました…!

こんな理不尽だけどエロいお姉ちゃん…激シ〇じゃん!!!と思っていました(ゲス)

 

 

あー、ただ、松本一砂役の尾上寛之さんはちょっと違うかな〜と。長身キャラはどこへ行ったの??お調子者感だけが残っていてなんか…えー?こういうキャラだっけ??と。最初誰なのか全くわかりませんでした。俳優さん自体は良かったんですけど、松本一砂とは思えなかったなー。

ていうかYoutuberのフィッシャーズのシルクさんに似てる!と思ってちょっと集中できなかった(笑)

 

夫氏は林田先生役の高橋一生さんが最初は微妙だったようですが、物語が進むにつれ、「これはこれでアリだなぁ」と言っていました。高橋一生さんのヒゲ、良いよね…w

 

宗谷名人役の加瀬亮さんに最初は「えーーーーー???」と思ったんですけど、他に誰って言ったらそんなに浮かばないし、見てるとあれはあれで良かったなぁと思ってきました。なんか私の思っている不思議さとは別のベクトルの不思議さだったけど、とりあえずオッケーみたいな!(だから何様なんだよw)

 

 

前編は結構面白いかったというか、実写になっている!!!感動!!!配役良い!!!と思ったので、後編に期待しようと思いました。

 

が、その後編が…なんというかあれだったのですよ…!!!!

 

 

 

後編の全体的な感想

 

後編の全体的な感想をまずざっくり言うと、

 

・エピソードを詰め込み過ぎてやっつけ感がすごかった

→あのシーンがあるからあのゴタゴタは結果的には見れるよね!みたいなシーンがことごとくカットされまくっているせいで、辛いところの詰め合わせみたいになっていた。

 

・描写じゃなく説明台詞が多い

エピソードを詰め込んだからなんでしょうけど、あのシーンを入れておけば良かったのに!みたいなシーンをカットしたもんだから、キャラに説明台詞を口で言わせるみたいな陳腐なシーンが多かったです。そこ、口で言わせるの??映画なのに??みたいな。

 

・原作のエピソード変え過ぎ

→なんていうか、そこなんで変えたの!?なんのために!?みたいなシーンが多過ぎました。変わって良くなった点は一切なし。ただの改悪です。

 

・キャラの性格の改変がすぎる

→エピソードも改悪だし、キャラの性格も改悪!

なんていうか、「最終的には良かったね〜!」みたいなことにしたかったんだとは思いますが…にしても、そこ変える必要あった??みたいなところが多かったです。意味わからん。なんでそうしたし!?

後編の後半から、「キャラの性格を悪くして暴走させた」みたいなシーンが多すぎてなんかもうがっくりよ…

 

 

結局配役が良くてみなさん演技も素晴らしい方なのに、勿体無い感がすごかったです…

原作は好きですが、映画は映画として見よう!と思っていたのですが…キャラクターの根本的な性格を改悪されてしまった感じがすごく嫌でした。みんな性格悪くない??みたいな。

 

3月のライオンのほっこりした部分って作品における要素として絶対大事だと思うんですけど、「このキャラはこんなこと言わないでしょ!/しないでしょ!」みたいなことが多過ぎてショックでした。改変して良くなるなら良いけど、改悪でしかない…。

それでストーリーにまとまりができるなら良いけど、結局やっつけ感あって強引に終わらせた感あったし…。

 

キャラの性格もエピソードも、なんで改変したのかわからないし、改変した先が最悪って感じでした。

「えー、まさかこういうことやりたいんじゃないよね?」と思ったらそれだった、みたいな。想像つくし、浅いし、陳腐なことをキャラの性格を変えてまでやられた、みたいな。

 

マジでやめろ!!!!

 

原作が好きな方は前編で見るのをやめた方がいいかも!

それか、後編を見たあとわたしの感想を読んで、意見を聞かせてほしいw

 

 

 

後編の内容で個別に気になったことを羅列するよ〜!(ネタバレ)

 

ここからはネタバレで↑に書いた内容の詳しいことを書いていこうと思います!順不同になっちゃうかもしれませんがそこはご了承くだせえ!

 

宗谷名人の耳

 

ワインバッシャーってなるところね!

さすが天才、神がかってるやん…!みたいな演出のはずが…あれ意味あった??

島田さんが「宗谷は耳が聞こえないんだ」みたいな感じでふっつーーーーに説明してたの何!?!?桐山くんが気づくところやん!そこは!

なんで口で言わせたの…?まぁ確かにあのワインのシーンだけではわかんないからかもしれないけど…だったらなんであのシーン入れたんだろう??

 

しかも桐山くん、対局の感想を口で島田さんに言ってるし…

「あの時僕はこう思ったんですよね〜」みたいなシーン、クソダサくない??「あっそうなんやフーン」みたいな感じになるやんこっちは…後付けを感じることでしかないというか笑 「あっ画で説明できんかったんやね〜」としか思わんw

 

あとね、その後の新幹線→宿泊の話が結構好きだったので、そこまでやれよ!!!と思いました。まぁそれはわたしのわがままやけども!

 

 

 

いじめのスピード解決具合

 

いじめの話ねー、重いよね。

だけど京都で桐山くんとひなちゃんが出会うところはものすごく好きだったんで、いじめの話があるイコール京都のシーンもあるもんだと思ってたけど!

 

スピード解決しすぎ!!なんだったの??なんのために入れたの??

桐山くんの愛らしい空回り感…じゃなくて普通に空回ってたし。うーむ…桐山くんのヤバさを際立ててどうするつもりなのかと!(これがあのシーンにつながるだけ、とわかった時の脱力感たるや…!)

エピソード詰め込むだけ詰め込んで細切れにするくらいなら、このエピソードごと入れなきゃよかったのに…とまで思った。取捨選択しなよ!

 


後藤さんの奥さんなぜ殺したの?

 

後藤さんの奥さんって原作で死んだっけ?死んでないよね??(わたしの勘違いだったらすまん)

伊藤英明の見せ場作った感じじゃない??それは伊藤英明がエロかっこいいから???

 

なんかびっくり…死なせていいの?マジで??後藤を影の主人公にしたい感じだよね??

 

「後藤はこういう理由があってこうなってたんやで〜!理由があるからなんやで〜(ドヤァ!)」みたいな感じ…

 

あと、奥さん死んで将棋のことに集中するんやで!そして勝つんやで!!棋士はそういう感じなんやで!すごいやろ!!(ドヤァ)

 

みたいなさぁ…うーん…??

 

まぁこれは…まぁ…いや、うーん…。

 

「棋士」のすごさを語るには時間が足りなくて、安直な感じになっちゃったのかな?と察する感じの流れでした。

 

 

 

桐山くんの性格が悪くなった?

 
桐山くんさぁ…川本パパと戦う時口悪すぎるよ…

人様の親御さんに向かって、いくらクズとはいえ実際に「クズ」って言ったら引いちゃうでしょ?と思ったら案の定…

 

そんな感じいる?原作通り桐山無双を見たかったんですけど??

桐山くんは心根が優しいと思うので、人様の親に向かって「人間のクズ」とは言わないと思う…言うとしてもさすがに川本家のメンツがいない時に言うでしょうよ…桐山くんがいくら元ぼっちだとしても言っちゃダメなことくらいわかってると思うんですが!

 

「仲違いしたけど謝って元の通り仲良くするのよ〜!ハッピーエンド!」

みたいなのってもう良くないですか?いつの価値観なの?そういう流れでしか成長を描けないんですか???現代的じゃないなぁと感じます。謝って済むのかとも思うし。

 

原作だといじめの件で活躍できなかった(と本人は思い込んでいる)桐山くんが、やっと活躍できる!無双!と言うシーンなのに、桐山くんが急に口悪くなってるわ、あかりさんが「帰ってくれる?」って言うわ…ショックだわ…

 

だいたいまだ高校生なのにもう数年棋士やってきて大人の棋士とも随分やりあってきて、色々考えを巡らしたり次の手、次の手をめちゃくちゃ読んできたような人が…急にテンション上がって人様の父親をディスったりするかね…??ディスった後にどうなるかとか普通の人より考えると思うんですけど…

 

桐山くんの「頭は良いけど空回り」みたいなところが、「頭も良くないし空回り」みたいになっちゃっててねぇ…

 

「桐山くんはそんなことしない!!」

と声を大にして言いたくなるんですよ。私は桐山くんのなんなんだよ。

 

なんていうか、積み上げたものぶっこわして〜(スキ〇スイッチ)って感じですね…(?)

 

3月のライオンの良さって、なんていうか信頼というか信用というか、人とのつながりをちょっとずつ積み上げていい関係だな〜色々トラブルはあるけど解決していくしほっこり!みたいなところが好きポイントだったので、その好きポイントの根幹を揺るがされた感じ…

 

 

あれですね、わたしチョコレート好きなんですけど、初めてカカオ多めのチョコ食べた時の感想と似てる…

チョコの甘くて美味しいところが好きだったのに、カカオ多めのチョコは見た目は一緒だけど、食べるとクソ苦くて…こっちはカカオの栄養とかそういうの目当てにチョコ食べてるんじゃねぇよ!!甘さを返せよ!!みたいなね…

 

苦くて体に良いものを食べたいんじゃねーんだよ!甘くて癒されるチョコ食わせろよ!!みたいなね。

 

あー完全に脱線してしまいました。

それ以来「苦いチョコも美味しいよ〜」って言ってカカオ多めのチョコをくれた人への心を少し閉ざしたわたしなのであった…

 

 

 

川本家の行動が意味不明

 

桐山くんを頼っておいて、暴言聞いて「もう帰ってくれる?」はまぁ…ギリわからんでもない。さすがに言い過ぎやから今日は帰ってくれ的な感じはまぁわからんでもない。

 

けどさ!

 

「最後にいい思い出を〜」って何!?!?!?

 

えーっとわたしの感想は「さぞかしトラブルとは無縁の人がこの流れ考えたんだろうなぁ…」という感じですわ。

 

あのねぇ!!!!

嫌なことしてきた人と!!!!

最後にいい思い出は!!!!

作れません!!!!!

 

無理だよ。

「たーのしー」と思っても「あっこいつわたしたちを捨てたんだった」って不意に思うんですよ。全然楽しくないね。

 

トラウマを甘く見るな!!!!!

 

「お父さんだから」とかねー、無いね。

「お父さんだからこそ」無いと思うね。

 

だってさー、「今までこういう機会あってよかったのに、無かったのはこいつがわたしたちを捨てたからやわ!」って思うよ?(私の性格の問題かもしれんが)

 

浮気した男とより戻したことあるけど、「あっこいつ浮気したんだった」ってどのタイミングでも思ったからね。トラウマってそういうもんじゃ無いの?まぁそりゃ人によるでしょうけど、親に捨てられたんだよ???ずーーーーっと生活の中に父親がいないわけで、それを随時随時思い出さされていて、急に出てきて「一緒に暮らそう」って言われてさぁ…(しかも知らん今嫁と子供も…)。自分たちがどんな扱いをされているかわかった上で…良い思い出を…??

 

あれ?これわたしが川本家のメンツだったら桐山くんが「クズが!!」って言った時に「よく言った!!」と思うなぁ…。まぁわたしの物語じゃ無いからいいんですけど。

 

でさぁ…「三人で決めたの!一緒に暮らさない!」みたいなのってさーー、言えるじゃん!言えるんかい!いやまぁ色々あって言えるようになった〜みたいなのはあるだろうけどさ…だったらもう最初から言っとけよ?

 

あー、言えなかった川本家が成長しましたみたいなこと??うーん、無理があると思いません??

 

ってか「最後にいい思い出を〜」みたいなのってカップルにおける「別れる前の最後の〇ックス」みたいな感じなんですか??(ゲス)

わたしそういうのやったことないしやる気持ち全然わからないからなぁ…

だってそういう気持ちがないから別れるわけで、気持ちがない中で致すのって絶対辛いと思う…「あぁ、わたしは愛されていたのに今はこんなに事務的だわ」って思うとかさ、逆に「もう気持ちないのになんで致さなければならないのか。マジ苦痛」と思うかどっちかでしょ!地獄〜!

 

「別れる前の最後の〇ックスは燃える」って聞いたことあるんですけど、本当ですか?どのように??最後だからって燃えるの?もう二度としないから??そんなんわからんくね??私の人生経験が足りないのかしら??ちょっとこの辺に関してコメントください!!笑

 

父親のいい思い出が欲しかったわ〜(センチメンタル)みたいなのを映画的にしたいならわからんでもないけど…

 

桐山くん守ってくれる→父親がももちゃんを勝手に連れ出す(誘拐じゃね?)→桐山くんあまりのことに暴言→川本家桐山くんにドン引き→桐山くんを帰らせる→父と思い出づくり→父を拒絶

 

って…

「桐山くんなんかいなくても私達でできるようになったわい!!」

みたいな変な成長してませんか???

 

原作にある頼り頼られ持ちつ持たれつ、みたいな関係じゃねぇwwwwww

 

自分たちで解決できますから!!!みたいな??

そして桐山くんが謝りにくるし…このくだりマジで無駄だよ…意味わからない…引く…

ドラマチックにしたかったのかな〜?川本家、桐山くんの両方に成長させたかったんだね〜?ってわかるけど!!!

 

「行き違いがあった上に、その間にお互いが成長しました」って???

それは良いけど、3月のライオンでやらないで欲しかったよー!!!!!(まあ勝手な意見なんだけどね。それを言えばこの記事自体全部勝手な意見だw)

 

物語自体の良さとか、キャラの性格を変えてまでやりたかったことがこれかよ…(脱力)という感想です。

えー、それ、どっかでめっちゃ見た展開じゃん!みたいな。

 

原作への思い入れが強すぎた…自覚はある…。

 

 

 

桐山くんはひなちゃんの作った人形を捨てたりしない

 

お前桐山くんのなんなんだよ?(2回目)って感じですけども…

 

川本家に拒絶された桐山くん、泣きながら家に帰ってひなちゃんの人形をゴミ箱に…えっ??

 

結局捨ててなかったんや!ってことは最後のシーンでわかるわけですが、一旦はゴミ箱に入れてるんですね…

 

桐山くんってそんな人だった??

一時の感情に流されて、そんなことする人だった??

 

そもそも棋士だし、冷静沈着に盤面を見極めるで〜みたいな感じでさぁ、父に対しても暴言吐くほどテンション上がってたけど…あれ?ありえなくない??

 

どんな状況でも冷静だよ!からの取り乱すなんてよっぽどだぜ〜

をやりたかったんかもしれんけど…にしてもさー!

 

ゴミ箱はダメです!!

 

いじめから時を超えて救われた気分になったよ〜!恩人だよ〜!! 

→なのに作ってくれたマスコットを一時の感情でゴミ箱へ…

 

いや桐山くんヤバいやつだな!!!

 

しかもどっちかって言うと暴言吐いた桐山くんの方が悪いから、それで逆恨み的にひなちゃんの人形捨てるのはやばすぎる…

 

後編の後半、桐山くんがずっとヤバいやつみたいになってるのがほんとつらい…


ていうか婚約者のくだりも全然触れないから、桐山くんがやばいやつみたいじゃん…

あのシーンの面白さとか、「ちょっと違うよ桐山くん!」みたいなツッコミを入れたいけど愛らしいなぁ〜みたいな…桐山くんのよさみが!なにも!反映されてなくて!!!

実写で漫画のギャグシーンやるのは難しいんだと思うんですけど、もうちょっとこうなんかあったでしょ的なさぁ…。出したなら触れる!触れないなら出さない!ってことじゃないの??

 

(ちなみにわたしは桐山くん推しじゃなくて野口先輩推しなので…桐山くん推しだから怒っているわけじゃないです。)

 

映画後編の後半の桐山くんは、元ぼっちの将棋しかしてなくて人間との関わり方がわからない若者…

↑こういうの見たくて漫画読んだり映画見たりしてるわけじゃないんですが!

 

若くして成功している人に偏見とか嫉妬とかあるの?とか思っちゃうよ。フィクションなのにさ!

 

本人の成長を描くのに、衝突がないといけないと思ってない??

そんなん別になくてもいいと思うんですけど…衝突なく成長を描いてよ…

難しくないと思うんですよ!原作通りやれば!

 

なんで変な方向に変えちゃうのかな…

 

原作は原作、映画は映画!って見るつもりはもちろんあるけど、仕上がりが残念だったら「原作だと〜」って言いたくなっちゃうんだよ!素材の味が台無しだよ!!全部カレー味にすな!みたいなさぁ!

 

 

 

「本当の家族」推しがすぎる


なんかさー、3月のライオンは家族じゃない人たちが家族みたいなのがほっこりして好きだったのに…

結局、後藤の奥さんが死んだり、家族がバラバラな幸田家とか、川本家のお父さんの話とかさ、結局「実の家族」をごり押しされてなんかキモかったな~

 

あと、川本家の関わりをメインにして欲しかったのに、執拗なまでの幸田家推しがすぎる…しかも超バラバラなのね!これどう収拾つけんじゃい??と思ったんですけど…

 

最後ものすごくゾッとしたのが、幸田家の歩くんの話ですね…。

 

昔「俺が宗谷名人と対決するときはお前も混ぜてやるよ!」と言ってくれた歩くんが引きこもっている→桐山くん「俺実は今度宗谷名人と対決するから来てくれよな!チケット置いとくね」→引きこもりの歩くん、出てきてチケット受け取ってくれる→なんか良い感じに…

 

え、そうなる??本当に??

 

えぇ〜?ほんと?そうなる??

 

歩くんも香子ちゃんも、「零に勝てないならもう無理やけん諦めろ」みたいなことをパパンに言われて、それで棋士への道を諦めることになってグレたり引きこもったりしてるわけですよね(雑)。

桐山くんが悪いわけじゃないし、なんていうか切ない行き違いみたいなのがあったわけですけどさぁ、やっぱり零に対しては複雑な感情だと思うんですよね…。

 

そこで、「ジャーン!俺実は名人と対戦するけん来て〜!(って言ってる訳じゃもちろんないけど)」って引きこもっている部屋の前にわざわざ報告に行って…

 

え??引きこもる原因が傷口をこじ開けに来てない???

 

「お前がめっちゃ好きだった元カノ寝取ったけど、俺たち結婚するから結婚式来てくれよな!」って感じにしか見えなくて…え?それ本当に行ける??

 

こわぁ…そっとしておいてあげなよ…

 

「宗谷名人と戦えるようなすごい棋士になったのだから、俺たちは負けて当然だったなぁ(しみじみ)」みたいなことを思ったのかもしれないですが…そんな秒で納得行くこと??引きこもるほど辛い出来事だったのに??しかも父親を怪我させるほど暴れたりした(これも映画だけだよね?)のに??

 

しかもそのあとに幸田父と桐山くんが良い感じに微笑みあうシーンがあって…いやよくねぇよ!!!みたいな。怖く感じました。

 

幸田父が香子ちゃんに向かって「お前はあのとき勝てたんやで〜(ドヤァ)」みたいに言ったのも「は?なんで今更?」感があったし、

「将棋は何も奪わない」って言ったのも…いや!将棋じゃなくて!お前に!奪われたんだよ!お前ちっともわかってねぇなぁ!!!!!と思ってしまって…

 

からの桐山くんとの良い雰囲気ですよ。幸田父、お前まじ自分の家庭を自分がぶっ壊した自覚ねぇだろ!!!!的な。

 

原作でサラッと扱ってある問題を無理やり大きくして、まるっと解決!ってしてあるようで…いや解決してなくない??と思ってしまった。解決のさせ方が雑です。

 

なんていうか、ほんと最後らへん幸田父と桐山くんがサイコパスじみて見えましたね。怖い。人の気持ちがわからんのか!!

 

あと個人的にはもっと川本家の出番増やして欲しかったですね。

 

 

 

その他気になったこと

 

・後藤に勝つんかい!なんでやねん!負けとけよ!は???

 

・勝って川本家に行くのもさぁ~???勝ったから謝れるわけ?負けてたらどうなっていたの??

 

・「いらっしゃい」に違和感…いらっしゃいだっけ?幸田家に帰った時も…最後らへんに川本家に帰ったときも…えー??そうだっけ??(これは私の思い違いかもしれんが)

 

・桐山くんがいじめられた話も急にぶっこむしwwww伏線張っとけよ!原作読んだから知ってるけど、あれって急じゃない?

 

・研究会のあと一人の人、なんの説明もないし、これ原作読んでない人には全然わからなくない??まぁ脇役だから良いのかもしれないけど、「急に誰!?」感がすごかったので…。

 

・猫のマスコット最後に出すんかい~!捨ててないとは思ったけど最後に捨ててないアピールするんかい~!そもそもゴミ箱に入れるなよ!!

 

・ 無駄に長い!長いなら長いなりの何かを期待するけども!詰め込みすぎ&良いところは端折り過ぎだ…。

 

 

 

後編の感想は全体的に「なんなんだよほんと!!!!」でした。

 
原作のいいところを薄めて、嫌な気分にさせるものを数滴入れて、無理やり混ぜてぎゅうぎゅうに詰めて、圧縮して伸ばして…みたいな映画でした。うーむ。

 

なーんでこうなるの!よ!(欽ちゃんではない)

 

 

 

アマゾンプライムで見て良かった

 

これほんと思ったのが、前編はいいとして、後編は劇場で1800円払っていたら怒り狂っていたでしょうね(今でも十分怒り狂っていると思うがw)。原作ファンとして許せねぇ。

 

アマゾンプライムで良かった〜!(CVはブルゾンちえみさんでお願いします)

 

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読んでる方の大方の予想通りだと思いますが、ここからアマゾンプライムの宣伝に入って行きますね☆

 

アマゾンプライムは月額だと500円(税込)年額だと4900円(税込、つまり月額換算すると408円)で見放題!!!!

 

洋画も邦画もお笑いもお子さん向けのコンテンツも!!!たくさんあります!!!

 

何があるかって時期によって違うから一概に紹介しにくいんですけど、最近見て良かったのは「おっさんずラブ」ですね。

 

あと去年の夏休みの時期くらいにはドラえもんとかクレヨンしんちゃんの映画が見放題だったのでずいぶん見ました。

(現在2019年2月は見放題には含まれていないけど…長期休みにまた復活することを期待しています!!)

 

悩まれている方は、とりあえず30日間無料なので、見てみませんか〜?あまりハマらなかった方は無料期間中に解約すれば良いですし!

 

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我が家は時間があるときは夫氏と二人で夕飯を食べながら映画を見ています!土日はお昼から見たりもしてなかなか楽しいですよ〜!お互いのオススメを見合ったりして、会話が増えました。(別にもともと少なくもないが)

 

 

 

また何か見たら感想を書こうと思います!

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました!