この写真のタイトル、「ノリで採用を決める人事担当」だったんだけど、まさにそんな話をします…
どうも国木屋 空(くにきや くう)です。
結論:ノリで決めることはある ですご査収ください。
あっ…でもせっかくだから記事を読んでいってください!!!!!
面接官といっても、人事の人だったり、人事の人じゃなかったりします。
その辺は会社によりますよね。人事がいないところもあるし。
そして星の数ほどある会社…
わたしはノリで採用したことがありますが、他にもきっとそんな会社があるはずです!!!
あと、アルバイト30個とかやってきたので、面接を受けすぎてて面接マスターみたいになっていたのですが、それでも面接官をやって新たな発見があったので、今日はそれを報告します。
アルバイト30個やった話へのリンクはこちら
面接官になった流れ
わたしは色んな会社で何度か面接官をやったことがあります。
働いていた部署は、別に人事とか総務とかそういった部署ではありませんでした。
小さい会社はもちろん、なぜか割と大き目の会社でも面接官をさせられました…
「一緒に働く人を、一緒に働く立場から選んでほしい」というのが一番の理由でしょうか。
わたしの少ない経験でも何度かあるので、結構あるんでしょうね。
数日前に急に声をかけられて面接官をする、ということもありまして、その流れとしては、上司に下記のことを言われて、拒否権はほぼありませんでした。
・あなたと一緒に働く人だから面接してみてよ
・あなたの後任だから自分で選んでよ
・人事っていうポジションの人いないから手伝ってよ
・なんか面接得意そうだし、面接官とか向いてそうじゃん
などと、ノリとか明らかに仕事押し付けられた感があったこともありましたが、まぁ楽しかったので良しとしましょう。
ちなみにその数回の面接ですが、いずれも発言権はめっちゃあった。申し訳ないくらいに。
大丈夫かよ、この会社?と思ったことも一度や二度ではないですが、大丈夫じゃなかったので全て辞めています(キッパリ)。
世の中にはこんな会社もあるのかーと思っていただければと思います。
星の数ほど会社はあるよ!めちゃめちゃゆるい会社もあるよ!
面接官の人の部署
上にも書きましたが、わたしは人事部とか総務部とかの所属ではないときに面接を担当しました。
そういうこともよくあると思いますので、あなたの面接を担当するのは人事の人じゃない可能性もあります。
営業や事務だった時に面接官をしていたわたしは「同じ部署で働く人」という目線で見ていました。めちゃめちゃ自分の好みで採用したことがあります。というか、自分にあわなさそうな人を落としたり。
だって同じ部署で働くんだもん!そこ大事だもん!!
選ぶ基準
人事の人がいつもどういう基準で採用していたのかは知りませんが。
わたしが面接を担当した時は、「一緒に働く上でどうか」「同じ部署で働く上でどうか」という点を見ていました。
一緒に働く上で「頼りになりそう」とか、「しっかりしている」とか、あと「癒されそうな人」も採用したことがありますね。癒し系のキャラ不足だったので。
こんな基準でいいのかな〜?と思ったことはありましたが、面接官に選ばれた時点で会社からわたし目線で選んで良いと言われているも同然だったので、わたしなりの基準で選んでいました。
ただ、全てノリで決めているとかではありません。
一応自分なりに考えた基準を満たしている人、の中からノリで選んでました。結局ノリで選んではいる…
面接官目線でわたしが見ていたところ
※これはあくまで「わたしが面接官をしていた時に見ていたところ」 です。
一般的な面接官の方がどこを見ているかは「正直知らねぇ」と思いますが、たぶんここは気をつけないと目立つんじゃないかなー?とか言うところをお伝えしていきたいと思います。
落ち着きがあるかどうか
丁寧さがあるかどうか
清潔感があるかどうか
本当はそうじゃなくても良いけど、面接の場くらい取り繕えないと困る。
例えばですが、自社内で多少やらかしても良いけど、お客さんの前ではしっかりしてもらわないと困るので。
あと、緊張しているのは百も承知なので、特に緊張しているからといってどうこう思ったことはないです。
シャツにアイロンがされているかとか、靴に汚れがないかとか、髪はボサボサでないかとか、基本的なところを見ていました。
ちゃんと相槌をうつかどうか
話を聞いているかどうか
コミュニケーションを取ろうと言う意志があるか
質問の意図がわからなかったらちゃんと聞き返したほうがいいです。
わからないまま知ったかぶりしたり、質問の意図から外れた答えをされると「うわ、無しだな」と思いました。
あと、時事問題的な質問などで自分なりの答えが求められている時ですが、質問の答えがわからなくてもなんとかなります。
わからないなりに自分の意見をきちんと言うとか、誠実な答え方をした人は印象が良かったです。答えが合っているかとか意見の内容が賛成(反対)だから、などはあんまり関係なかったです。大事なのは答え方。
時間が経ったときに見ていたところ
・座り方とか
・話し方とか
・その他態度
面接で30分とか経ってくると、いつの間にか普段のあなたが結構でています。口調が少し緩んだり、足が少し開いてきたり。いつもこうなのかな?と思って選びやすかったので全然良いのですが、時間が経っても緊張感を緩めないようにした方がいいかも?
逆に全然気にしなかったところ
・ノックの回数
・お辞儀の角度
・スーツの種類
この辺は全く気にしなかった。心底どうでも良い。
こういうのを気にする会社に入ったら、他にも細かいこと色々言われて大変そうですよ。
・履歴書が手書きか印刷か
わたしは気にしませんでした。
この時代、手書きにこだわる会社とかやばいからマジでやめておいたほうがいいと思う。
他にも時代遅れなことがあると思って間違いないと思うよ。
・時間は間に合えばそれで良い(諸説あると思いますが)
これは会社によると思いますが、あまりにも早く行くのも迷惑なので気をつけましょう。待機する場所があればいいんだけど。
わたしがとある会社の面接を受けていた時、始まった瞬間に次の時間の人が来て微妙な空気になったことがあります。30分前に来るなよ…
わたしが中小企業で面接を担当していた時、社長とか他の面接参加者がかなりルーズだったので、準備が間に合っていないことが多く、ちょっとくらい遅れてきてくれたほうが逆に助かってました。
あ、でもこういうのはまれだと思うので、時間の五分前くらいには着いていたほうがいいです。
実際に採用/不採用にした理由
わたしが実際に採用した理由、不採用にした理由を教えます。
あくまでわたしの例なので、みんながこうだと思ったらダメです!!特殊な例ですから。
ゆるめの会社の時の正社員面接での一例です。
当時の状況
わたしは自分のことを不真面目だと思っていたが、そんなわたしが「会社の中で自分が一番真面目なのではないか」と思ってしまうほど変わった会社だった。
完全にわたしが選んでいい、と言われていたが責任問題になると困るので、無理やり上司や社長を引っ張り出してきての面接。
決定権はほぼ100%わたしにあった。
(実体験ですよ、本当にあった話です。)
今ほど景気のいい時期ではなかったです。応募者はなんと30名程度。びっくり。
履歴書を見て明らかに無いやろ、と思う人を除いて面接に呼んだのは10人弱でした。
不採用理由
・真面目すぎてこの会社には合わないと思う
・経歴が立派すぎてもっといい会社があると思う
・誠実そうだからこの会社の人とはやっていけないと思う
・元気がいいけど、うちの会社はみんな元気がないから合わないと思う
どんな採用をしてたんだと思いますよね…。
採用理由
・なんだかてきとうそうなところが会社に合いそうだ
・ゆるい人みたいなので会社の人とやっていけそう
・真面目すぎないから思い詰めなくて良さそうだ
・元気が無いわけじゃないからいいと思う
こうして、履歴書の写真が私服だった、ゆるそうだけど接客業をしていたので人を不快にすることがなさそうな方を採用しました。
わたしは全然合わなかったその会社、今もその方がわたしの後任として楽しそうにバリバリ働いていらっしゃるみたいです。よかったよかった。
まとめ
すごく偏った経験談でしたが、いかがだったでしょうか。
ただね、この世の中には星の数ほど会社があるんですよ。
こんな会社、珍しいなーと思いつつも、結構てきとうな会社も実は多いとわたしはにらんでいます。
また、面接官は会社のカラーとかで選んでるところがあると思いますので、
お祈りされた=自分がダメだった ではないです!!!
※これが一番言いたかった
いい子だけどこの会社には合わないかなー、と思って落とすことは確実にあると言えます。
だから、難しいかもしれませんが、面接で落ちたからといってへこまないでください。
働いてからやめたくなる悲劇に比べたら、全然マシだと思いますので。
合わないって会社側から判断してくれたなら、自分で判断する手間が省けたというものです。
そんな会社のことは忘れて、次に行っちゃいましょう!
面接を受ける方の話はこちら↓