「ごめん、もう寝るね」ってメールとかで言われると、「え、本当に寝るのかな」「わたしのこと相手すんのめんどくさいから寝るって言ってるんじゃないのかな」と不安になっていた、めんどくさいやつ国木屋 空(くにきや くう)です。
何故ならば自分がめんどくさくて「寝るね」って言ったことがあるからなんだよね。
浮気するやつが浮気を疑うみたいな話だね。
わたしが人生変わったな、と感じることに「睡眠時間の見直し」があります。今では睡眠って大事なんだな、としみじみ思っています。睡眠をなめてはいけないぞ!!!!
というわけで今回はそんな話です。
※内容としては、個人の感想が多いです。
睡眠を軽視していた頃
高校生の頃、わたしは一応進学校に通っていて、平日は朝課外授業部活、土日も部活とあまり自分の時間がありませんでした。それはそうとこういうもんだ、と不満はないつもりだったんだけど、ネットしたい、とか携帯でゲームしたい、という欲求は結局夜寝る前に解消することになり…それが面白くなってきて夜更かし…そして朝は眠いという完全によくあるパターンに陥ってました。
※そういえば朝課外って九州だけだって聞いたんだけど本当!?他の地域は無いの!?
あと、某成分に敏感だと気づかず猛烈に摂取しており、それのせいで眠れないのに不眠症だと思っていた時期もあり。
↓過去記事参照
大学に入ってもその傾向は変わらず…というか社会人になってからもずっとそんな感じでした。
「楽しいことしたいからしょうがない」と思っていたし、
「時間がないから睡眠時間を削るのはしょうがない」と思っていました。
これは最近まで思っていましたね。
何かの時間を削らないといけない時、睡眠を削るって人割と多いのではないでしょうか。
「全然まだ若いから睡眠とか削っても大丈夫だしw元気だしwまとめて寝ればいいっしょw」
って思ってました。
思ってたんですよ…。
なんとなくの6時間
あと、
「寝てないとはいえちゃんと○時間は寝てるしw」
って思ってました。わたしの基準は6時間。
なんで6時間かって言ったら
なんの根拠もない6時間。
最低6時間は〜とかよく見ていたからだと思います。
2時に寝ても8時に起きれば6時間の睡眠は取れてるんですよね。
6時に起きるとしても0時に寝ればいい。
と思ってたんだけど、なかなかそうはいかなかった。
毎日眠たかった。
その頃のわたしの状況
完全に今思うと、なんですけど。
当時は全く気づいていませんでした。
・常に眠たい、あくびが出る
・肌が荒れている。ニキビがなくならない
・お腹の調子があまりよくない
・肩こりがひどい
ずっとなんか最近毎日疲れてるなー?と思っていました。
眠いとは思っていましたが、夕方から元気が出るタイプだったので、「眠い中仕事頑張ったんだから遊ばなきゃ!」と思ってさらに夜更かしをする日々。
早く寝るとなんだか時間的に損をする気がしていて、もったいないと思っていました。
時間は有限なんだから遊ばなきゃ!!!!と。
眠気はなんとかしませんでしたが、他のことに関しては対策をしていました。
・肌が荒れている。ニキビがなくならない
→良い化粧水や美容液を買った(ただし、飽きっぽいのともともと肌に何かを塗るのが好きではないので三日坊主で余計にもったいない状態へ)
・お腹の調子があまりよくない
→ひどい時は病院に行ったりしましたが、原因は不明。夜中に食べていることもあったので、そのせいではと思っていた。あともともとあまりお腹が丈夫ではなかったのであまり気にしていなかった。
・肩こりがひどい
→これはかなりひどくて、仕事をしだしてから腕が上がらなくなり、
23歳なのにブロック注射をされたことがあります。
というか、顔面の感覚がなくなって、慌てて脳外科に行ったらまさかの肩こりが原因で、肩こりが神経を圧迫していたパターンでした。
担当の先生は65歳越えていたのにわたしよりめちゃめちゃ元気だった。
あと、ブロック注射ってわたしがされた時、ショッキングピンクのかなり怪しい液体で何されるのかとめちゃくちゃ怖かった。
そんな感じで色々な体の不調があったけれど、「最近疲れてるなー」とか「仕事のストレスかなー」と思っていました。めちゃめちゃにぶい。
死んだように眠る日々
2年くらい前なのですが、めまいや頭痛、腹痛、吐き気、不眠(これはガチの方)がいっぺんに襲ってきまして、色々な病院を回っても原因が不明で。
最後にたどり着いたのが「心療内科」でした。そう、鬱の診断が下ったのです。
その時、仕事も忙しい上に会社の上司にセクハラとパワハラの合わせ技を食らっていまして、「いつ○してやろうか」といつも思っていたので、ストレスフルなのは自覚があった。
その辺詳しくはまぁまた今度書くとして。
それで、心療内科からもらった薬の中に睡眠薬的なものがあるわけですよね。
飲んでみたら、びっくりするほど眠れるの。
わたし睡眠激浅タイプで、いつも夢見まくるんだけど、夢全然見ないほどの深い睡眠ってなかなかなかったから衝撃的だった。
しばらく薬で爆睡する日々だったんだけど、ある時気づいたのね。
「ストレス溜まって段々眠れなくなっていたけど、眠れていたら少しは違ったのかな」
と。
ていうか
「そもそもわたし、睡眠が元から足りなかったのでは?」
と。思い返せば、思い当たることが多すぎた。もっと早く気づいて欲しかった。
試してみたよ自分の睡眠
しばらくして、セクハラパワハラ上司がいる会社を辞めまして。
無職の間ってやることがないから、朝起きたりとかあまりできなかったのだけれど。
職業訓練に行くことになりまして。きちんと朝起きる生活をする必要が出てきたわけです。
職業訓練についても詳しく書きたい
そこでは久々に人との触れ合いや、お勉強の日々がありました。
90分×3コマの授業だったんだけど、最初はめちゃくちゃきつかった。
集中力が持たないし、椅子が硬いし、毎日眠い。
毎日眠い…もしかして、まだ睡眠が足りてないのかな!?
そう思ったわたしは実験をすることにしました。
何時間寝たら気持ちよく起きれるのか。日中眠くないのか。
朝寝坊して睡眠時間をのばしたことは何度もあったけど、寝る時間を早めることで睡眠時間を増やそうと。初めて思ったのです。
というか学校に行く時間は決まってるから、朝寝坊できないから、夜早く寝るしかなくて。
職業訓練に賭けているところがわたしにはあって。なんとしてでも資格を取りたい!と意気込んでいたので、眠いまま授業を受けていては頭に入らない!と思ったのです。
今までの仕事は眠くても良かったんかい!とか思うけど
そして実験。
あまりにも眠すぎて16時くらいに帰宅してすぐに寝てしまった日もありました。
19時とか早い時間に寝すぎて夜に目覚めてそこから寝れなくなったこともありました。
結果。
その頃、7時半に起きていたのですが(遅いとか言わないで)。
10時半に寝た時の調子が一番良かった。
えっ9時間!?
まじかよ…と思いつつそこから睡眠時間を短くしていったりもしましたが、やはり快適に勉強できるのは9時間睡眠だったのです。わたしの場合。
なんの根拠もなく6時間睡眠でいいや、と思っていたのですが、わたしの場合9時間必要だったんですね。毎日3時間足りてない。そりゃ色んな不調出るわ、と。大いに納得したのです。
睡眠が足り始めて気づいたこと
9時間睡眠を続けて気づいたこと。
それはいっぱいあるのですが。
・肩こりなどが減った
→これは本当にびっくりしたのですが。マッサージや整骨院に行っていた日々のお金がもったいなく感じるほど。血の巡りがよくなったような気がします。自分でも気をつけてストレッチなどをしようと思いますが、睡眠って本当に大事でした。
・肌の調子がものすごくいい
→これは本当にある!!!!!ニキビが減りました。びっくりするほど。高い美容液とかじゃなくて睡眠が一番美容に良いのでは。
・胃腸の不調も減った
→もともとわたしの胃腸は弱めなので相変わらずな時もあるのですが、謎の不快感やもたれなどは明らかに減りました。
・イライラが減った
→○すぞ!!!!と思うことが減りました。セクハラパワハラ上司のことは許さないけど。道ゆく人とかにイライラしていた以前の自分はかなり余裕がなかったなぁと思えるほどに。
・日中眠くない
→これが一番なんですけどね。集中力が増しました。あと記憶力が上がっている気もする。「眠いな」と思うことが減る分、他に色んなことを考える余裕ができたのではないかと思います。
まとめ
睡眠はすごい!半端ねぇ!
寝てれば大丈夫!(は言い過ぎ)
ということでしたが、科学的な根拠もあります。
読んですぐ忘れる健忘症なもので、内容を詳しくは覚えていない上に読んですぐヤフオクで売ったなんて言えないのですが、この本がオススメです。(雑)
このスタンフォード式最高の睡眠 という本。
本屋さんによく行く方なら、平積みされているのを見たことがあると思います。
スタンフォード大学で現役医師をされている日本人の方が書いた本です。
睡眠の質の改善がしたい方や、睡眠についてのお悩みを抱える方にはオススメです。
また、「えっ本当に!?」と思うような睡眠の新常識的なものも満載でした。
(わたしはこの本の日本語が難解だと思った上に内容をほとんど忘れたなんて言えない)
目次引用します〜
0章 「よく寝る」だけでパフォーマンスは上がらない
1章 なぜ人は「人生の3分の1」も眠るのか
2章 夜に秘められた「黄金の90分」の法則
3章 スタンフォード式 最高の睡眠法
4章 超究極! 熟眠をもたらすスタンフォード覚醒戦略
5章 「眠気」を制する者が人生を制す
あぁ…読み返したい…なぜヤフオクで売ってしまったのか
「スタンフォード式」とか「ハーバード」とか書かれるとうっかり買ってしまうよね。
気になる方、まだ本屋で結構売れていて平積みだと思うので探してみてください〜!
そういえば睡眠について気になった頃に、セミナーを受けたことがあるんだけど、その方の本を調べたら30,000円もしたからさすがに買えなかった。あれは研究用なのだろうか…?
受講した時のメモがあるはずなので、見つけたら別の記事として書きたいと思います。
おしまい!
最後まで読んでいただいてありがとうございました!